前回はエアブラシセットについて書きましたが、それ以外にも、プラモデルをエアブラシで塗装する場合に必須なものがあります。それは、塗装ブース。屋内で塗装作業する際に、塗料や匂いを吸引して排気ホースから屋外へ排出するためのものです。できるだけ屋内に拡散させないためにも、欠かせません。
色々な塗装ブースを比較した結果、購入したのはエアテックスというメーカーの
「レッドサイクロンＬ」
という塗装ブースです。
大きいですが、そんなに重くはありません。
開封しました。下記画像の上部が排気ホース類で、下部がブース本体です。
セッティングしてエアブラシと並べてみました。画像だと、ブースの中央に黒い回転台が置いてありますが、あまり必要性を感じず、今のところは未使用のまま箱に仕舞っています。
このレッドサイクロンを選んだ決め手は、ブースが折り畳めるということ。私は自室で塗装するのですが、塗装専用部屋ではないので、塗装作業後は都度片付けてクローゼットに収納したいのです。そのため、コンパクトに折り畳めるこれがベストだと判断しました。
吸引力は全く問題なし。塗装ブースにはフィルタが備え付けてあります（上記画像の青い部分）が、できるだけ目詰まりを防ぎたいので、私はブース内にさらにキッチンのレンジ用フィルタを２枚重ねて、ガムテープで貼って使っています。それでもがんがん吸引してくれています。
そして、稼働音はかなり大きいです。エアブラシのコンプレッサーの稼働音がかき消されるぐらいの音量です。掃除機の音よりは小さいものの、部屋のドアを締めておかないと他の人に迷惑がかかるレベルではあります。ただ、我が家の環境では、ドアをきちんと締めてさえいれば、隣室にいる家族が「気にならない」と言ってくれる程度にはなります。なお、排気用に窓も２箇所開けていますが、屋外では塗装ブースの稼働音は全く聞こえませんでした。
我が家は一戸建てなのでアパートやマンションだと状況は異なるでしょうが、一応参考までに。
